キャストがうまければルアーは遠くへ飛んでいく | 遠投したいあなたへ
は~い。夢の中であんなことやこんなことをムフフとニヤケながら見てる今日も元気な変態バスキチです♪
今回はキャストについて書きますよ~
釣り場に行くとベイトリール頼りのキャストをしている方が非常に多い。ホント多すぎ。あなたは大丈夫?
じゃ問題。
ルアーはどうやれば飛ぶ?
ち
ち
ち
ち
チン。
さ、あなたの答えは?
前に降ったら飛ぶ。
こう答えを出したあなた!正解。
でも残念なことにそれではバスキチよりも飛ばないんだなぁ~♪まずはキャストの基本を学ばないとね。
もしあなたがこのようにキャストしていたら修正した方がいいよ。
ロッドを両手で握り後ろに振りかぶってオモイッキリ前に振る。
「シュッ!」「ピュッ!」「ブン!」♪♪♪♪♪♪
釣り場でよく見かけますよね~ こういうキャストしてる方を。
まず音が鳴ること自体おかしいからね。前にも書いたけどなんで『シュッ!』と音が鳴るか分かる?これは後ろに振りかぶった時にロッドが曲がらずそのまま力まかせに前に振ったことによって空気を切り裂いた音なんだよ。
『シュッ!』と鳴る音だけを聞いてるとキャストがうまそうに感じるけど実際は下手だから鳴るんだからね。試しにロッドだけ振ってみて。音が鳴るから。
音が鳴ったでしょ。
何が言いたいのかというと最近のロッドは張りが強く曲がりにくいうえに使う側もロッドを曲げる技術を持っていない。だから力まかせの飛ばないキャストになってるしロッドの性能を引き出せていない。もちろん昨今のベイトリールの進化によって力だけで飛ぶようにはなったけどね。
リールの話は置いといてルアーを飛ばすには力だけでは限界がある。だからロッドに投げてもらう方が力以上に飛ぶし力が必要ない。ということ。
意味が分からないと思うけどキャストはロッドを曲げること。これでルアーが飛んでいく。これがキャストの基本。
まず基本としてロッドは前に振らない。前に振るのは基本ができてから。振るのは後ろ。そして片手でハンドルが上になるようにワンフィンガーで持つ。
ちなみに多くの方が間違えているのがサミングする場所。
あなたはラインを押さえてませんよね?もしラインを押さえているのであればこちらに変えて下さいね~♪
スプールの淵をずっと離さずに軽くサミングするんだよ~♪
そしてスプールの淵を押さえて後ろに振るんだけどイメージとしては手首だけで振り11時くらいのところで止める。この止めるということが大事。
なぜ後ろに振ったロッドを11時のところで止めるのかというと・・・ルアーの重みと遠心力でロッドを曲げるため。
車や自転車で急ブレーキをかけると体が勝手に前に行くでしょ。それと同じ原理。
ロッドが曲がれば反発力で戻ろうとするよね。この曲がりが多ければ多いほど反発力が強くなりルアーが遠くへ飛んでいくんだ。
この反発力にまかせてスプールの淵を押さえていた親指を軽く当たるところまで離すとルアーが飛んでいくよ。
- ロッドを片手で持つ
- ロッドを手首だけで後ろに振る
- 11時くらいで止める
- 反発力にまかせて親指を軽く離す
※止めた時の反動で11時が12時くらいに流れたりしますしヒジも曲がりますよ。
これがキャストの基本。
遠くへキャストしたければ後ろへ振るスピードを上げてやること。そうするとロッドが曲がり反発力がアップし遠くへしかも片手で飛んでくよ~♪
キャストの基本ができるようになると『シュッ♪』と鳴っていた音も消えるからね。もしこのキャストで音が鳴っているようならまだ前に振ってるってことだから練習あるのみ。
練習するときは少し重いくらいのルアーでやると「ロッドが曲がる」ということを感じやすいよ。今の時期だとバイブレーションがいいね。
そして基本をマスターできたら前に力を入れてもいいし両手でもいいよ。さらに遠く遠く果てしなく飛ぶから。遠投ができるよ~(^O^)/
基本2オンスくらいまでのロッドならバスキチは片手でキャストしてますよ。アンドレを使うときは両手ですけどね。
ではおさらい。
- ロッドは片手で持つ
- ロッドは後ろに振る
- 振ったロッドを止める
- ロッドを曲げる
- スプールの淵を軽く離す
- ロッドが「シュッ!」と音が鳴るとダメ!
これを意識してキャストしてね~♪
テクニックを覚える前に基本を体に染み込ませた方がのちのち必要になる場面が多くなるし、この基本からサイドやバックハンド、ピッチングなどに応用できるからね。
音のない基本のキャストを体に染み込ませるんだよ~♪
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。あなたのうまいキャストでデカバス君が魅了されますように・・・
『 全ての良きことが雪崩のごとく起きます 』
それではまた~♪
PS:釣り場で会えればキャストを見ますよ~(^O^)/