まちがいだらけのキャスティング?あなたは正しく投げてますか
ということでキャスティングについてお話をしたいと思います。キャスティングと言っても釣具店のキャスティングとは全く関係ありませんのでお間違えなく。
オカッパリをやってるとこういったことをよく思いませんか?
「もっと遠くへ飛ばしたい!」
もちろんボートの釣りでもロングキャストは必要ですよね。水質がクリアなところやプレッシャーのかかっているフィールドを攻める場合など。
ということであなたの投げ方を思い浮かべてください。
どうですか?思い浮かべましたか?
ルアーを垂らして投げました・・・はい。その時に「ピュッ」「シュピッ」など気持ちのいい音が鳴っている方良かったですね~その投げ方間違ってますよ。
ということは・・・もっと飛距離が伸びるということですからね~安心してくださいね♪
これはルアーを垂らして勢いと力で投げてるから「ピュッ」「シュピッ」といった音が鳴るんです。とくにスピニングで投げるとよく鳴ってますよね。ルアーが軽いからなりやすいんですが。
試しにロッドだけを振ってみて下さい。そうすると音が鳴りますので。
どうですか?空気を切り裂く音が鳴ったでしょ。
空気を切り裂いているので音が鳴るわけなんですが、同じようにルアーを投げてこの音が鳴ってるということは、ロッドは曲がらずこのスピードでルアーをあなたが勢いと力で投げているということですからね。
何が言いたいのかというと「ロッドにルアーを投げてもらっていない!」ということです。
では、イメージできないと思いますので弓矢をイメージしてください。弓矢ってどういう原理で矢を飛ばしていますか?
ひもにかけた矢を手で引いて弓を曲げて弓の反発力で矢を飛ばしますよね。もし弓が曲がっていなかったら矢は飛びますか?飛びませんよね。
どちらの方が矢が飛びそうですか?
キャスティングもそれと同じなんです。ルアーの重みでロッドを曲げロッドの反発でルアーを飛ばすんです。だからこのときに気持ちのいい音なんてなりませんから。
ロッドにルアーを投げてもらうと力で投げていたときよりも飛ぶようになります。
初めは難しいかもしれませんが慣れるまでは練習です。
ロングキャストができるようになる練習方法
- 少し重いかな?と感じるルアーを使う
- できれば片手でやる
- ワンフィンガーでロッドを持つ
- 軽い力で手首だけで振りかぶる
- 振りかぶったら11時のところで止める
- ルアーの重みでロッドが曲がることを確認する
- ロッドの反発だけで投げる
これを繰り返し練習するとうまくできるようになります。一番いいのはグラスロッドを使うことなんですけどね。ルアーの重みを乗せて投げるということが分かりやすいですから。
これがうまくできるようになった時に応用編として力を使ってあげるともっともっと飛ぶようになります。これができていないのに力で飛ばそうとするから飛ばないんです。
ロッドは曲げれば曲げるほど反発力が強くなり遠くへ遠くへルアーを飛ばしてくれます。 「ロッドを曲げて投げるんだ!」ということを頭に入れておいてくださいね。
よく見る間違った投げ方
- ツーフィンガーで投げてる
- かついだ感じで投げてる
- 力で投げてる
- ロッドを曲げてない
- たらしが適正ではない
- ハンドルが上を向いていない(右ハンドルのベイトの場合)
これらのことをあなたがやっているのであれば飛距離はまだまだ伸びますのでやめてくださいね。
もしロッドを曲げて投げるということがイメージできないのであれば村田基さんの動画を見るとイメージできると思います。
基本をしっかり体に染み込ませ正しいキャスティングを学んでください。