オカッパリだけど地形が知りたい
オカッパリで釣りをすると水中に何があるのか?どういう地形をしているのか?などと結構気になりますよね。とくに初めて行ったフィールドなら何がどうなっているかまったくわかりません。
そこで何をやらなければいけないのか?というと投げて巻くだけ。これだけです。こういう風にかくと何言ってんの?と思われるかもしれませんが詳しく解説しますのでご安心を。
根掛かりしにくいルアーを投げる
まずは根掛かりしにくいルアーを遠投しボトムまでフォールさせましょう。遠投することで着水点から足元までを線で知ることができます。
根掛かりしにくいルアーを投げボトムを感じながら巻きます。もちろんスローにロッドで操作しながらボトムを感じてもオッケーです。
大事なのは「ブレイク」「岩」「沈みもの」「地質」などを意識しながら巻くということ。意識をするのとしないのとでは今後大きな差になりますので必ず意識して巻いて下さい。
ブレイクの場合
バイブレーションなどをボトムまで沈めてボトムをタッチさせながら巻いてくると、コツ、コツ、コツと同じリズムで巻けている時はフラットです。
コツコツコツがゴ・ゴゴゴとなったらブレイクの登場です。ゴゴゴとなった場所から足元までのリールハンドルの回転数を数えておきます。のちほどその理由を説明します。
ゴゴゴゴゴからまたコツ、コツ、コツに変わるとブレイクを昇り切ってフラットになったということです。
また、その反対にコツ、コツ、コツからス――――と巻けると先ほどと反対のブレイクが登場です。その場合にはロッドを倒しながらフォールしたりフリーフォールさせましょう。この時に必ずボトムにつくまでの数を数えることを忘れずに。
そしてフォールさせた場所から足元までのリールハンドルの回転数を数えておきます。のちほどその理由を説明します。
このようにすることでブレイクを発見できますよ。同じようにボトムを感じて巻いてくると水中岬も発見することができますよ。
「岩」「沈みもの」「地質」の場合
ボトムを巻いてくると何かしらのカバーにあたることがよくあると思います。そのカバーを見つけたらその場所をまた攻めたいものですよね。そのためにもこの方法を試してみてください。
何かしらのカバーを感知したら、そこからリールハンドルの回転数を数えて下さい。もしそのカバーから30回転で足元までルアーが戻ってきたのなら下の計算式に当てはめてカバーまでの距離を出しましょう。
30回転×巻き上げ数=カバーまでの距離
これが分かるとノーシンカーでダイレクトに落としこむこともできますし、いろいろなことができるようになります。
地質の変化も同じですね。ボトムを感じているとヌーーーんとした地質がコリコリコリやコ、コ、コといった砂利に変わったりヘドロから砂に変わったりとその変化を感じたところから上と同じ方法でボトム変化の距離が分かります。
このようにボトムを感じながらあらゆる方向へ投げ倒し地形を知って下さい。そのためにはあなたのリールハンドル1回転の巻き上げ数を知っておかないといけませんよ。
フィールドでもできますので必ず巻きあげ数だけは知っておいてください。そうすると魚探がいらなくなりますからね。もちろん水深を測るためにカウントダウンはして下さいね。
これができれば、バスが釣れすぎて釣れすぎて笑いが止まらなくなるかも。