バスにとってギルは好物?デカバスを狙ってる方へ
これってどうなんだろう?ほんとにバスはブルーギルが好きなんだろうか?
と思ったことないですか?野池や川、ダムなどどこにでもブルーギルっているじゃないですか。それと一緒に共存ブラックバスもしていますよね。
だからこそブルーギルはバスのお腹を満たすベイトフィッシュの1つになるわけです。ですが他にもベイトとなる魚やエビなどがいたらブルーギルを1番に捕食すると思いますか?
バスキチ的にブルーギルを1番に捕食はしないと思っています。なぜなら理由があるからです。
たとえばあなたが焼き魚を食べた時に魚の骨がのどに刺さったらどんな感じですか?痛いし嫌ですよね。もしかしたら病院に駆け込むかもしれませんよね。そんなのどに刺さる焼き魚を好んで食べたいと思いますか?思わないですよね。
それと同じでブルーギルの背びれはトゲがすごくバスの食道に刺さってしまいます。痛いのはバスも同じですので嫌なんです。だから捕食の順番として1番に選ばないんです。もちろん例外もありますよ。小銭ほどのサイズであれば30センチ前後のバスにとってはただのエサと同じですからね。
メディアなんかでこういうことを聞いたことがあるかもしれませんが「ブルーギルを食うやつはデカい!」これはトゲとの関係だと思われます。
ただブルーギルが大きいから子バスが食べれないということではなく10センチ以上のブルーギルに30センチ以下の小バスはトゲ問題で釣れにくいんです。トゲを気にすることなく捕食しているのがデカバスなんです。
だからブルーギルを生餌で使うとデカバスが良く釣れるんです。
ちなみにどのベイトフィッシュにでも当てはまるのですが「トゲ問題と魚は後ろに下がれない」ということからバスはベイトフィッシュの頭から捕食していきます。痛いのも嫌だし逃げさせないということですね。
オープンエリアに隙だらけで泳いでるブルーギルは中型以上ですよね。中型サイズになると食べにくいからバスにとってはメインベイトとして成立しにくくなります。そういったときはリアクションです。
いつもと違う動きを中型以上のブルーギルがやった時にデカバスが反応するんです。だからギルのビッグベイトや生餌に反応するんですね。
ま、通常はブルーギルをベイトフィッシュとして認識しているはずですのでメインではなくとも食べれるエサということで認識しています。ただトゲを嫌っているということ。そのことを頭に入れておけばブルーギル系の中型ルアーで釣れた時はデカいですよ~♪
このことを踏まえてあなたの良く通うフィールドのベイトフィッシュと照らし合わせて下さいね。バスにとって好物の順番があるはずですので。